企業が新製品をマーケットに投入するにあたっては、その製品の知名度をまず高めることが必要となります。いくらよい製品であったとしても、誰もその名前を知らなければ注文など発生しようがないためです。そのための手段としてはテレビやラジオのコマーシャル、新聞や雑誌への広告記事の挿入などが挙げられますが、これらに加えて製品名やキャッチフレーズ、ロゴマークなどを織り込んだノベルティグッズを配布するのも、古典的ではありますが要項な方法といえます。ノベルティグッズは無料で配布することが原則ですので、できるだけ単価が安く、かつ顧客が興味をひくようなものでなければなりません。
こうした条件を満たすグッズといってもなかなか頭を悩ませるところですが、名入れボールペンなどはそうした意味では最強のグッズといえるでしょう。名入れボールペンは生活のあらゆるシーンで活用できますので、もらって損はないと誰でも思うはずです。そこに製品名称などを入れておけば、少なくともグッズが寿命を迎えるまでは手元で使ってもらえるため、ある種の刷り込み効果が期待できます。名入れボールペンを製作するにあたっては、実際に入れる文字の組み合わせをメーカーに指示することが必要です。
これには明朝体やゴシック体、筆記体などの多様なフォントがそろっていますので、製品の雰囲気などに配慮して決定します。場合によってはロゴマークのような画像もプリントすることができますが、その場合はベクターデータをメーカーに送信しておくとよいでしょう。